京都の食文化と豆知識とよもやま話について

京都というと独特な食文化もよく知られていますが、その背景には長い歴史があります。

京野菜誕生の秘密

京野菜とは京都で生産されたブランド野菜のことで、今でも京都の人達を中心に親しまれています。なぜ京都で野菜が有名になったのか、かつて首都であったことを考えると京都は日本でも有数の都会と言えますし、農業が盛んというのは少し意外な気もします。

京都で野菜がよく作られ食べられていたのは第一に海が近くにないことが関係しています。海がないためどうしても新鮮な魚介類は食べられず、野菜を栽培して食べることが重要だったのです。

今のように季節や地域を問わず好きな食材を入手できる時代ではありませんでしたから当然の結果なのでしょう。また、京都には古くから寺が多く、精進料理に欠かせない食材として野菜は重宝されていました。

これも京都で野菜文化が発展した理由と考えられます。あっさりした味付けの料理が多いのも、質の良い野菜の味を堪能するためなのかもしれません。

おもてなしのための京料理

京都では京料理も有名ですが、これはそもそも京都の人は他人をもてなす時に家庭料理を出さないことが原因です。家庭料理ももちろん美味しいのですが、各家庭で味付けが違い必ずしも口に合うとは限りません。

そのため京料理と呼ばれる決まった味付けの料理を出すことで誰でも美味しく食べられるように配慮しているのです。京都の人らしい考え方ですが、これは京都がかつて首都であり色々な地域から多くの人が訪れていたからでしょう。

地域によって食文化は違い、好みも変わります。そこで京料理を出すことで対応した形です。さらに首都であったことで高級食材が多く流通しており、素材の味を活かした料理を作ることができる環境が整っていたのも大きなポイントになります。

良い物をそのままの形で味わってもらう、これが京料理の原点なのです。その伝統は今でも受け継がれており、京都では日本らしさを堪能できる料理が食べられます。

京都観光で食べておきたいグルメとは?

京都を観光するならぜひ食べておきたいグルメを紹介します。

八つ橋

京都といえばなんといってもまずは八つ橋でしょう。お土産としても定番中の定番で古くから愛され続けています。
京都には八つ橋を販売しているお店がいくつもあり昔から変わらない味を楽しめます。

八つ橋というとニッキの香りが特徴的な皮にあんこを入れたものが一般的ですが、最近ではあんこの代わりにチョコを入れたものや抹茶味、イチゴ味なんてちょっと変わった商品も販売されています。

従来よりも色々な味を食べられるようになり改めて注目を集めています。お土産はもちろん自分でも食べておきたい1品ですので京都観光では欠かせないグルメです。

にしんそば

うどんのイメージが強い京都ですがにしんそばが名物です。文字通りそばの上ににしんが乗っていて、昔から現地の人に親しまれているグルメです。

京都らしいダシの効いたそばに甘く味付けされたにしんが加わることで絶品の味となっています。そば自体は日本全国で食べられますがにしんそばは京都ならではのグルメですのでやはり外すことができません。

中でも総本家にしんそば松葉というお店はにしんそばを発案したお店とされ、長い歴史があります。人気も高いお店でにしんそばと言えばここ、というお店ですので初めてにしんそばを食べるなら総本家にしんそば松葉に行ってみるのがいいのではないでしょうか。変わらぬ味を守り続ける本当のにしんそばを食べることができます。

湯豆腐

京都は良質な豆腐が作られることで知られ、これは京都周辺で綺麗で美味しい水が取れることが理由とされています。そんな水を使って作られた豆腐はまさに最高品質といった感じで、湯豆腐はその豆腐の味そのものを感じられると特に人気のグルメです。

薄味を好む京都らしい料理で寒い時期には体も温まって安心する味です。やはり京都に来たら美味しい和食を食べたいところですので湯豆腐は多くの観光客に支持されています。

— posted by Kokoro at 04:46 pm